プロポリスの色は

ミツバチが作るプロポリスは天然物質でさまざまな色があります。
色の違いはグレードの違いであるといわれることが多いのですが、プロポリスはミツバチが樹液を採集する植物により色や成分に違いが現れます。

プロポリスに色の違いがある理由

プロポリスはミツバチが植物の樹皮や新芽などから集めた樹液とミツバチの分泌液を混ぜ合わせて作られます。

プロポリスを最も多く採集しているのはブラジルで、オーストラリア、アメリカ、中国、ヨーロッパでも採集されています。
プロポリスは天然物質で人工的に作ることはできません。
起原となる植物も色々あります。
そのためミツバチが樹液を採集する植物の種類により色に違いが現れます。

プロポリスの色と植物

ミツバチの巣から採集したプロポリスは原塊と呼ばれます。
これを選別した後、含有する多くの有効成分を抽出します。
プロポリスの質は色により違うといわれていますが、品質を分類する統一基準や、色の統一名称などはありません。
このため、各メーカーにより独自のランク分けがされています。

グリーン

ブラジルのミナス・ジェライスという地方に自生するキク科のアレクリンという植物を起原に作られたプロポリスは奇麗な緑色をしています。
一般に、アレクリンの成分が多く含まれているプロポリス程、緑が濃く上質であるといわれています。
濃いグリーンは最上級品として高額で取引されます。

レッド

ブラジルのアラゴーアス州とパライパ州のマングローブの密林地帯に自生するマメ科の植物から採集されたプロポリスは赤い色をしているため、レッドプロポリスと呼ばれます。
レッドプロポリスの起原植物は4種類で、樹液が空気に触れると酸化し赤に変色します。
レッドプロポリスは生産量が非常に少なく、市場に出回る絶対数も限られているため高値で取引されます。

レッドプロポリスはフラボノイドの含有量がほかのプロポリスに比べ多く、とても強い抗酸化性を持っています。

茶色

茶色はプロポリスの最も一般的な色です。
黒褐色から明るい茶色までさまざまです。

茶色の代表はオーストラリアのプロポリスで、フトモモ科のユーカリを起原植物にしています。
ブラジルでもユーカリを起原とする茶色のプロポリスが採集されます。
ブラジル産はユーカリにアレクリンが混ざることがあり、緑色と茶色を混ぜたような色のプロポリスも採集されます。

ヨーロッパや中国で主に採集されるポプラを原料にしたプロポリスも茶系です。
このほか、松や樺などが原料でも茶系のプロポリスが採集されます。

黒、黄色

プロポリスの色はグリーン、茶色系が大部分を占めますが、そのほかにも黒、黄色のプロポリスがあります。
黒や黄色のプロポリスはグリーンや茶色より品質が劣るといわれ、価格も安めです。

高品質で安心して飲めるプロポリスを選ぶには

プロポリスは色だけで品質を判断することは難しいです。
中には低品質のプロポリスに、緑や茶色の着色料を添加したものが流通しているのではという話もあります。

まず信頼できるメーカーから販売されているもの、原材料や添加物の有無、用量、産地が明記されているものを選びましょう。
色に注目したい時は着色料使用の有無も確認するようにします。

インターネットのレビューや口コミなどを参考にし、極端に安いプロポリスは避け、納得のできるプロポリスを選びたいものです。

おすすめコラム一覧Related column