プロポリスの胃腸改善効果
胃腸のトラブルは病気のほかにストレス、自律神経の乱れ、免疫力の低下などさまざまな原因で起こります。天然の抗生物質とも呼ばれるプロポリスは胃腸の不調の原因を取り除き、健康な胃腸を取り戻すように働きます。
プロポリスの胃腸改善効果
プロポリスは豊富なフラボノイド、有機酸、エステル、フェノール性カルボン酸など、数百種類もの成分を含みます。抗菌、抗ウイルス、抗酸化、抗炎症、抗潰瘍、鎮痛、免疫刺激作用などの生理活性があると報告されています。
ピロリ菌と胃腸
ピロリ菌に感染している日本人の数は先進国の中でも多いといわれています。ピロリ菌は一度感染すると胃粘膜にずっと住み続け、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、スキルス胃がんなどの病気を引き起こすこともあります。
ピロリ菌の治療は抗生物質の投薬によって行われますが、抗生物質は耐性菌が生まれる危険性や強い副作用を伴うことがあります。
一方、プロポリスはミツバチが作る天然の物質で、継続して摂取することによりその強い抗菌作用でピロリ菌の増殖を防ぎ、胃粘膜の炎症を緩和し、胃腸の調子を整え改善する効果が期待できます。
自律神経 と胃腸
自律神経は交感神経と副交感神経のふたつからなり、血圧、脈拍、消化、発汗などの体の機能を調節しています。交感神経は活動中の昼間に活発に働き、リラックスし、休息する夜に活発になるのが副交感神経です。
このふたつの神経のバランスが崩れると体調不良が起こります。
自律神経のバランスの崩れはストレス、不規則な生活、更年期障害、病気などが原因とされています。
自律神経が乱れると胃腸障害、食欲不振、胃炎、腹痛、便秘、下痢など胃腸の健康を害する症状も現れます。
プロポリスの主成分のフラボノイドは強い抗酸化作用があり、代謝を高め血行を促進し、自律神経のバランスを整えストレスを軽減する働きがあります。
プロポリスのこの働きにより、自律神経の乱れからくる胃腸のトラブルの改善が期待できます。
また過度のストレスは胃炎や便秘などの原因であると考えられています。
プロポリスはストレスの緩和にも働き、ストレスに強い体を作る手助けをし、ストレス性の胃腸障害を改善します。
免疫と胃腸
免疫力を高めるためには胃腸を健康に保つことが不可欠です。免疫細胞の多くが腸に存在し、細菌やウイルスの侵入を阻止します。
腸内環境の改善は免疫力を高め、健康を維持し増進することに繋がります。
腸内の悪玉菌が増殖し、善玉菌とのバランスが崩れると腸内環境が悪化します。
プロポリスの抗菌作用は増殖した悪玉菌を除去し、善玉菌とのバランスを整える働きがあり、便秘を解消し腸内環境の改善に働きかけます。
プロポリスは免疫力を高める作用も認められているので、腸内にある多くの免疫細胞を強化し、健康な胃腸と体作りに貢献します。
天然の抗生物質、プロポリスのメリット
プロポリスはミツバチが作る天然物質で人工的に作り出すことはできません。健康食品なので即効性こそありませんが、継続して摂取すると健康を増進し、体内の細菌やウイルスに強い健康な体を作り、胃腸のトラブルを改善することが可能です。
プロポリスの注意事項
プロポリスは医薬品のように副作用の心配もなく、安全性が確認されているため安心して摂取することができます。何らかの疾患により胃腸トラブルがある場合は医療機関の受診が必要です。
ハチやハチの生産物にアレルギーのある方、ポプラなどのプロポリスの起原植物にアレルギーのある方、喘息の方、妊娠中、授乳中の方は摂取をしないように注意が必要です。
まとめ
・プロポリスは天然の抗生物質と呼ばれ、抗菌、抗ウイルス、抗酸化、抗炎症、抗潰瘍、鎮痛、免疫刺激作用などがある・プロポリスの抗菌作用はピロリ菌の増殖の防止、胃粘膜の炎症緩和が期待できる
・プロポリスは自律神経を安定させ、自律神経の乱れからくる胃腸のトラブルの改善に働く
・プロポリスはストレスの緩和に作用し、ストレスからくる胃腸障害を軽減する
・プロポリスは腸内環境を整え免疫細胞を強化する
・プロポリスは健康食品で即効性はない
・プロポリスの継続摂取が胃腸のトラブルのない健康な体作りに繋がる
・アレルギー、喘息、妊娠中、授乳中はプロポリスを摂取しない