プロポリスで炎症を抑える

プロポリスはミツバチの巣を雑菌やウイルスから守る強い抗菌、殺菌作用があることから天然の抗生物質と呼ばれます。
また炎症を抑える作用が認められています。
プロポリスは長い年月に渡り、傷を治療する民間薬として世界中の多くの人々に利用されてきました。
ここではプロポリスの炎症を抑える働きについてみていきましょう。

プロポリスの炎症を抑える働き

プロポリスは抗菌作用と合わせ、抗炎症作用があることが大昔から知られていました。
歴史を遡れば古代ギリシャや古代ローマの頃、負傷した兵士の傷の治療にプロポリスが使用されていたことが記録に残っています。

プロポリスは炎症を抑え痛みを緩和する作用があり、腫れや熱を伴った怪我などに使用すると効果的です。
口内の使用では、口腔内形成手術後の治療を早めることが報告されています。

扁桃腺の腫れ、口内炎、歯肉炎などの炎症緩和にも有効で、抗菌作用と合わせて 風邪の予防にも効果を発揮します。
プロポリスは外用として軽度の切り傷、擦り傷、打撲、やけどなどに使用すると傷の炎症を軽減し、雑菌の繁殖を抑え治癒を早めます。
にきびや吹き出物、湿疹の炎症の軽減も期待できます。

プロポリスの抗炎症に働く成分

プロポリスの成分は採集地により異なり、それぞれの採集地で育つ植物の種類に由来します。
一般に樹脂成分、蜜蝋、精油、花粉、少量の脂肪酸、有機酸、微量のアミノ酸、ビタミンなどが含まれています。
樹脂成分は解明されているだけでもアルコール、有機酸、エステル、フェノール性カルボン酸、フラボノイド類などかなりの数に登ります。

抗炎症の有効成分として知られている代表的な成分はカフェ酸、カフェ酸フェネチルで、ポプラ由来のプロポリス、ヨーロッパタイプのプロポリスに多く含まれています。

カフェ酸フェネチルは強い抗酸化作用があり、抗炎症作用はこれに起因するものであると考えられています。
またカフェ酸フェネチルは、炎症に関係する遺伝子が出現する際に関わるたんぱく質複合体の働きを抑える作用があります。

プロポリスを外用と摂取の両方から炎症抑制に利用する

炎症を早く改善するためにはプロポリスを外用に使用すると効果的です。
外用にはプロポリス軟膏(ペースト)、プロポリスチンキ、そしてプロポリス液体タイプやスプレーが適しています。
どのタイプも傷に直接塗布します。
口内にはうがいの要領で使用しても良いでしょう。
のど飴やキャンディータイプ、グミも口内の炎症軽減に効果的です。

プロポリスを外用に使用する場合は必ず目立たないところでパッチテストを行い、異常がないかを先に確かめます。
人により接触性皮膚疾患が起きる場合もあるため注意が必要です。

プロポリスを摂取する場合は即効性は期待できませんが、毎日継続して摂取すると免疫機能が高まり、風邪などの感染症にかかりにくく、口内炎や喉の腫れが起こりにくい健康な体作りに役立ちます。
尚、アレルギーのある方は外用、摂取共、プロポリスの利用は控えましょう。

まとめ

・プロポリスは抗炎症作用がある
・ポプラ由来のヨーロッパタイプのプロポリスに炎症を抑える成分、カフェ酸、カフェ酸フェネチルが多く含まれる
・プロポリスを外用に使用すると早く炎症を抑えることが可能
・プロポリスを外用に使用する場合は事前にパッチテストを行う
・プロポリスの摂取は炎症抑制の即効性はないが、継続使用で免疫機能が高まることが期待され、口内炎や喉が腫れない健康な体作りに役立つ

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