プロポリスでインフルエンザ予防
プロポリスはミツバチの生産物で抗菌、殺菌力の強さから天然の抗生物質と呼ばれます。毎年寒くなるとインフルエンザが流行しますが、事前にしっかりと予防対策をしておくことが大切です。
インフルエンザの予防にプロポリスが役立ちます。
インフルエンザの症状
インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することにより発症します。インフルエンザに罹ると風邪に似た症状が現れますが、特徴として38℃以上の高熱が出ます。
頭痛、悪寒、関節の痛み、全身倦怠、食欲不振などの症状がまず現れ、そののち咳、鼻水、喉の痛みなどの症状が出ることもあります。
通常、1週間から10日程度で治癒します。
風邪は通年性ですが、インフルエンザは冬場に流行することが多いです。
インフルエンザは肺炎を併発し重症になるケースもあり、予防が何よりも大切です。
プロポリスは天然の抗生物質
プロポリスはミツバチが植物から集めた樹液とミツバチの分泌液を合わせて作られた物質で、主成分にフラボノイドを豊富に含みます。プロポリスはミツバチの巣の修復に使用されます。
プロポリスに含まれるフラボノイドは強い抗菌、殺菌作用があり、巣の中の細菌を除去し巣内の衛生状態を良好に保ちます。
プロポリスはミツバチを病気から守る働きを兼ねています。
この働きからプロポリスは天然の抗生物質と呼ばれます。
インフルエンザ予防には免疫力強化が必要
ある国内の研究により、ブラジル産グリーンプロポリスの抽出物に抗インフルエンザ作用があることが明らかにされました。この研究では、プロポリスはインフルエンザウイルスの増殖を阻害するのではなく、細胞の本来の防衛力を高めることにより、抗インフルエンザ作用を示すと考えられています。
細胞の本来の防衛力を高めることはすなわち免疫力を高めることです。
プロポリスは活性酸素を除去し免疫力を高める
活性酸素は人の体のあらゆる部分を酸化させ老化させる有害な物質で、動脈硬化や生活習慣病をひき起す原因物質です。体内に活性酸素が大量に増えると免疫細胞の働きが弱まり免疫力が低下します。
免疫力が低下すると風邪やインフルエンザにすぐ罹ってしまいます。
プロポリスの主成分のフラボノイドは抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きがあります。
従ってプロポリスの摂取は免疫力を高め、インフルエンザの予防に有効であると考えられます。
現在のところ、プロポリスの有効性についてはすべてが解明されているわけではありません。
プロポリスの抗インフルエンザ作用については今も研究がすすめられており、今後の新たな研究発表が待たれます。
プロポリスの継続摂取で免疫力強化
プロポリスは医薬品ではないので、摂取したらすぐに免疫力が高まるというような即効性はありません。プロポリスは健康食品で、毎日、継続して摂取することにより少しずつ効果が現れてきます。
プロポリスはインフルエンザに罹らないための補助的な役割を果たすと考えるとよいでしょう。
インフルエンザ予防のためのプロポリスの活用方法
プロポリスは液体タイプを購入すると複数の使い方ができ便利です。また液体タイプが最も吸収が早く高い効果を望めます。
うがい用に使う
インフルエンザの予防は手洗いとうがいの励行を心がけます。うがい用の水にプロポリスを数滴混ぜたものを使用すると口内と喉の殺菌に効果的です。
プロポリスのうがいを日に最低朝晩2回、毎日行います。
風邪の引きはじめのような症状がある場合はうがいの回数を増やします。
摂取し体の中から免疫力を高める
プロポリス液を摂取し、体の中から免疫力をアップすることもインフルエンザの予防に効果的です。プロポリスは苦く独特の匂いと刺激があり、最初はなかなか飲みにくいのですが、温めた牛乳に混ぜて飲むと比較的楽に飲むことができます。
味に慣れてくればお湯に混ぜて飲むこともできます。
プロポリスは風邪の予防に効果的なビタミンCとの相性がよいので、ビタミンC入りのジュースと一緒に飲むと免疫力の更なる向上が期待できます。
インフルエンザに罹らないためには寒くなる前から予防に努めることが大事です。
今年はインフルエンザの予防対策にプロポリスを活用してみませんか?