高血圧が気になったらプロポリス
世界保健機関(WHO)が発表した調査結果によると2008年に25歳以上で高血圧症の人の数は10億人を突破し、国内でも厚生労働省の発表によると高血圧の総患者数が1000万人を突破したようです。高血圧は早急の予防が望まれます。
高血圧が気になりはじめたらプロポリスを摂取し早めの予防に努めてみませんか?
血圧と高血圧症
繰り返して血圧を測定した値が正常より高い場合を高血圧症といいます。最高血圧が140mmHg以上、あるいは最低血圧が900mmHg以上であると高血圧症だとされます。
血圧は動脈にかかる圧力のことです。
心臓が血液を全身に送り出す力と血管の拡張や弾力性により血圧の高さが決まります。
血圧は測定時間や季節によっても変動します。
高血圧の原因
高血圧は、原因の解明されていない本態性高血圧症が全体の90%を占めます。本態性高血圧症は遺伝、生活習慣が発症に関わっていることもあり、生活習慣病のひとつとされています。
塩分の摂り過ぎ、ストレス、自律神経の不安定、肥満、運動不足、偏食、喫煙などが高血圧を引き起こす要因ではないかと考えられています。
改善には生活習慣を見直すことが必要です。
特定の病気が原因で血圧が高くなる場合は二次性高血圧症と呼ばれ、この場合は病気を改善することにより高血圧も良くなることが期待できます。
高血圧が長く続くと、血管が硬くなる動脈硬化が進行します。
動脈硬化は脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、心不全、腎不全などの原因になります。
プロポリスと高血圧
プロポリスはミツバチが植物から採集した樹液とミツバチ自身の分泌液を混ぜ合わせて作られる天然物質です。樹液を採集する植物の種類や採集時期などによりプロポリスに含まれる成分が異なります。
プロポリスの含有成分の中には高血圧改善に有効とされるものが含まれています。
プロポリスの成分
プロポリスはフラボノイド、樹脂、パルサム、蜜蝋、花粉、エーテル油、フェノール酸類、アミノ酸類、ミネラル類、ビタミン類、桂皮酸誘導体など数多くの成分を含みます。高血圧予防にフラボノイド
プロポリスの主成分のフラボノイドは植物に含まれる色素成分で、抗酸化作用が強い特徴があります。抗酸化作用とは大量の有害な活性酸素が細胞、血管、皮膚などを酸化させることを防ぎ、老化を防止する働きをいいます。
フラボノイドには多くの種類がありますが、プロポリスに含まれるフラボン、フラボノール、フラバノンなどの種類は血管を強化し、動脈硬化を予防することにより高血圧を予防、改善する効果が期待されます。
高血圧を改善するグルタミン酸
プロポリスはアミノ酸の一種のグルタミン酸を含みます。アメリカの大学での研究によると、グルタミン酸には血圧を下げる働きがあるとの結果が発表されています。
またグルタミン酸よりは効果は劣りますが、同じくプロポリスに含まれるアミノ酸のセリン、ブロリンにも降圧効果があると報告されています。
高血圧改善に働くミネラル類
プロポリスは塩分を排出する効果のあるカリウム、そしてカリウムの働きを助けるマグネシウムなどのミネラル類を含み高血圧改善に働きます。プロポリスと相乗効果のあるビタミンCを一緒に摂取すると効果的
プロポリスとビタミンCは相乗効果があり、同時に摂取すると血管の強化に一層有効で、高血圧改善の手助けになります。プロポリスはビタミンCを含まないので、プロポリスと一緒にビタミンC入りの果物やジュースを摂るとより効果的です。
オレンジジュースにプロポリス液を数滴入れ飲んでみてはいかがでしょうか。
生活習慣の見直しの一環としてプロポリスを活用しよう
本態性高血圧症の改善には生活習慣の見直しがとても大切です。栄養のバランスの取れた食事と十分な睡眠、そして適度な運動を生活のサイクルに取り入れるようにします。
そしてプロポリスを継続的に摂取し、高血圧の改善に努めましょう。