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ビタミンCとプロポリス

プロポリスの有効成分は微量成分を含むと数百種類もあると考えられています。
それほど多くの種類の有効成分を含むプロポリスですが、意外にもビタミンCは含まれていません。
ビタミンCは美容と健康に欠かせない栄養素です。
プロポリスとビタミンCには相乗効果があり、一緒に摂ることが望まれる組み合せです。

ビタミンCとプロポリスの相乗効果

抗酸化作用

ビタミンCとプロポリスはどちらも抗酸化作用のある物質です。
抗酸化作用とは体内で増えすぎた有害な活性酸素を抑制し、体の酸化、すなわち老化を食い止める働きのことです。

活性酸素は血管、細胞、皮膚、内臓などのあらゆる部分を酸化させ、動脈硬化や生活習慣病をひき起す原因であると考えられています。
ビタミンCとプロポリスを一緒に飲むと相乗効果により、体の酸化を食い止め、病気から体を守り、老化を防止する働きが一層強まります。

抗酸化作用は健康面だけではなく美容にも効果をもたらします。
活性酸素が除去されると肌のしわやたるみ、メラニン色素の生成が抑えられ、ターンオーバーが活性化され美肌作りに働きます。

ビタミンCの働きを助けるプロポリスの成分ビタミンP

プロポリスの主成分のフラボノイドはポリフェノールの一種で、植物中の色素の成分の総称です。
プロポリスはフラボノイドを豊富に含みます。

フラボノイドのヘスペリジン、ルチン、ケルセチン、リグナン等の総称はビタミンPと呼ばれます。
ビタミンPと呼ばれていても、実際には体内で合成することが可能で不足することもないため、ビタミンに似た作用があるというビタミン様物質に分類されています。

ビタミンPは血管を強くし、血流を改善する効果があります。
更にビタミンPはビタミンCの働きをサポートし、共に血管を強化します。

ビタミンCの吸収を助けるプロポリス

ビタミンCは抗酸化作用のほかにも免疫力を高め、コラーゲンの生成を促進し強い血管を作ります。
また鉄やカルシウムなどのミネラルの吸収を高め、糖の代謝や毛細血管の維持にも関わります。

ビタミンCは水溶性ビタミンで体内に蓄えられず小腸で吸収された後、血液と共に全身に送られ、余分は数時間で体外に排泄されます。
水に溶けやすいビタミンCですが、脂溶性のプロポリスと一緒に摂取することにより、水に溶け出すのが阻止され吸収率も高まります。

このようにビタミンCとプロポリスは一緒に摂取するとそれぞれの効果が高まる相性の良い組み合せです。

ビタミンCを多く含む食品とプロポリスの飲み方

ビタミンCは野菜や果物、芋類に多く含まれています。
赤ピーマン、黄ピーマン、芽キャベツ、レモン、柿、キウイフルーツ、いちご、さつまいも、じゃがいもなどです。
これらの食品とプロポリスを一緒に食べると相乗効果が得られます。

とはいえ、プロポリスの味や匂いが独特なので、野菜や果物と一緒に直接摂取するのは難しいかもしれません。
最も簡単で効果的なのがビタミンC入りのジュースに混ぜて飲む方法です。

ビタミンC入りのジュースは10パーセント果汁のアセロラジュース、濃縮還元のグレープフルーツジュース、オレンジジュース、またはみかんジュースなどがおすすめです。
特にアセロラジュースは多くのビタミンCを含みます。
ジュースに混ぜるとプロポリスは飲みやくおすすめです。

風邪対策にもビタミンCとプロポリスで

プロポリスはうがい用に使用すると喉の炎症、痛みの軽減に効きます。
すでに風邪を引いてしまったらビタミンCを含む食品を他の栄養素と一緒にバランスよく摂取し、まずはしっかりと休むことが必要です。
ストレスや喫煙はビタミンCを大量に消費しますので気をつけましょう。

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