プロポリスの疲労回復効果
疲労を訴える人の数は年々増え続けています。疲労回復に効くといわれるドリンク剤やサプリメントの売上数も伸び、なんとか元気を取り戻したいと願う人々は色々な方法で疲労回復に努めています。
そんな中、健康維持や風邪の予防にプロポリスが注目されています。
実はプロポリスには疲労回復効果もあるのです。
疲れている方は必見です。
疲労は何故起きる?
疲労は体に休養が必要だというシグナルです。疲労は単に肉体的なものだけではなく、ストレスからくる精神的疲労や免疫機能の低下など、すべてが重なり合って現れます。
ひと昔前は、疲労は栄養不足からくるといわれていましたが、現代の一般的な日本人の食事からすると、栄養不足で疲労というケースはほとんどみられなく、疲労と食事との関連は薄いと考えられています。
最近の研究によると、疲労は活性酸素が大きく関わっているということが明らかになってきました。
活性酸素とプロポリス
プロポリスの主成分は活性酸素を抑制するフラボノイド
プロポリスはハチの生産物で、ハチの巣の隙間を埋めるための天然物質です。プロポリスは強い抗菌、殺菌作用があり、巣の中の細菌の増殖を抑え、巣の衛生状態を良好に保つ役割を果たします。
プロポリスはセイヨウミツバチが植物から採取した樹液とミツバチの分泌物を混ぜ合わせて作られます。
樹液が採集される植物によりプロポリスの成分や特徴に違いがあります。
プロポリスの主成分はフラボノイドで、その含有量が多いプロポリスほど高品質であるとされています。
フラボノイドは抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する働きがあります。
活性酸素と疲労
人は呼吸から酸素を取り入れエネルギーを産生していますが、 酸素の一部は体内で活性酸素に変換されます。活性酸素は強い酸化力があり、ウィルスだけでなく正常な細胞も攻撃します。
体内で大量の活性酸素が発生すると、活性酸素から細胞を守る働きが追いつかず、栄養や酸素を運ぶ細胞の機能が低下し、エネルギー不足になり疲労感が現れます。
活性酸素は呼吸以外にも激しい運動、ストレス、長時間の紫外線照射、喫煙、過度の飲酒、大気汚染などによって発生します。
プロポリスは活性酸素を抑制し疲労回復に働く
プロポリスに含まれるフラボノイドは活性酸素を抑制し、細胞の機能が正常に働くための手助けをします。活性酸素が抑制されると、栄養と酸素が上手く全身に送り届けられエネルギーを産生するため、疲労回復に働きます。
プロポリスはフラボノイドのほかにも抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンAを含みます。
これらは細胞膜で脂質が酸化されるのを防ぎます。
プロポリスの抗酸化作用で代謝を高める
プロポリスの抗酸化作用は疲労の原因の活性酸素を除去し、細胞の機能を活発にします。細胞機能が正常に働くと、疲労回復だけではなく、新陳代謝が促進されます。
代謝が促進されると血行不良が改善され、脂肪の燃焼を活発にし、健康促進に繋がります。
新陳代謝の促進は肌や髪の毛の健康にも効果をもたらします。
プロポリスを上手に利用し疲労回復に努める
プロポリスは液体、錠剤、カプセル、スプレー、キャンディーなど様々な種類が販売されています。液体タイプが最も効果が高いのですが、独特の苦みや匂い、刺激があるため、最初は飲みやすい錠剤やキャンディータイプから始めてみると良いでしょう。
プロポリスは疲労が溜まる前に予防として飲むことをおすすめします。
疲労は気がつかないうちに病気に繋がる可能性もあります。
単なる疲れだと放置せず、早めに解消するように努めましょう。