※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

そもそもプロポリスってなに?

近年、人々の健康に対する意識の向上に伴い、健康食品市場が賑わいをみせています。
数多くのサプリメントが販売されていますが、その中でも特にプロポリスに興味を持っている、一度試してみたいと考えている人も少なくないはずです。
プロポリスとはどういう成分なのか、どんな風に使うと効果があるのか、プロポリスについてご紹介します。

プロポリスとは?

プロポリスはミツバチの巣材

プロポリスは日本語で蜂ヤニと呼ばれます。
プロポリスはミツバチが樹木の樹皮や新芽、蕾などから採取した樹脂、樹液、色素とミツバチの唾液などの分泌液を混ぜ合わせて作り出すネバネバとした粘着性のある物質です。
プロポリスはミツバチの巣の修理や補強に使用される巣材です。

プロポリスの役割

プロポリスは巣の修復だけではなく、巣に迷い込んだ昆虫や小動物の死骸の腐敗を防止し、病気の感染を阻止します。
プロポリスは殺菌作用が強く、天然の抗菌剤として作用します。

ミツバチの巣は一匹の女王蜂と数万匹ともいわれる働き蜂のコロニーで、巣を細菌や真菌から守り存続させるために、プロポリスは必要不可欠な役割を担っています。

プロポリスの成分

プロポリスは南米、ヨーロッパ、中東、アジア、オーストラリア、そして日本などの世界中で採集されています。
そのため産地により成分にかなりの違いがあります。

一般的には樹脂・パルサム、蜜蝋、エーテル油、花粉、ビタミン、ミネラル、フラボノイド、 アミノ酸、フェノール酸類、アルコール、桂皮酸誘導体などがその成分として知られています。
微量に含まれているものを合わせると、数百にも及ぶ種類の成分から作られています。

プロポリスの色は原料になる植物により黒褐色、暗褐色、茶褐色、深緑色、暗緑色、赤褐色などさまざまです。

プロポリスの人に有効な機能

プロポリスと人との関わりは古い歴史があり、古代ローマの頃から防腐剤や薬用に使用されてきました。

現在ではプロポリスは医薬品ではなく健康食品扱いであり、抗菌作用が期待される成分として利用されています。
プロポリスは特に口腔内の痛み、炎症を軽減する働きがあるとされています。

サプリメントのほかにも化粧品や日焼け止め、石鹸、歯磨き粉、点眼剤、キャンディーなどに利用されています。

プロポリスの研究は現在も続いています。
経口摂取におけるプロポリスの有効性についての統一見解の発表が待たれます。
今後の期待される有効性として、制がん作用やウイルスの耐性阻止などが研究されています。

プロポリスの安全性

プロポリスは適切な摂取においては安全性が示唆されています。
ただしハチやハチに関係する生産物にアレルギーのある人、食物アレルギーのある人、花粉症、喘息の人はアレルギー症状が出る可能性があるため注意が必要です。

低品質のプロポリスの摂取、および皮膚への使用により下痢、胃腸障害、肝機能障害、接触性皮膚炎などが起きたケースが過去に報告されています。

妊娠中、授乳中、小児の摂取、使用に関しては、現在のところ、安全性を保証する十分なデータがないため使用しないように気をつけます。

乳児ボツリヌス症に注意

一歳未満の乳幼児はハチミツの摂取により乳児ボツリヌス症にかかる危険性があります。
プロポリスもミツバチに関連している生産物のため、一歳未満の乳幼児にプロポリスを与えないように特に注意が必要です。

プロポリスの味は?

プロポリスは樹脂が原料に使用されているため、苦みと独特の匂い、そして刺すような刺激があり、決して美味しいものではありません。
そのため多くのサプリメントは錠剤で飲みやすくしたものが製造、販売されています。

液状タイプのものは甘味のあるジュースやハチミツなどに混ぜて摂取すると刺激や匂いが軽減されます。
甘味以外では、味の濃い食品と一緒に摂取すると良いでしょう。

おすすめコラム一覧Related column