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レッド・プロポリスとは?

プロポリスは原料の植物により色や成分に違いがみられます。
よく知られている色は緑、茶、黒、黄色などですが、最近は非常に限られた土地でしか採集できないレッド・プロポリスの評判が高まっています。

レッド・プロポリスの産地

レッド・プロポリスはブラジル北東部のアラゴーアス州、パライパ州のマングローブ地帯の密林でのみ採集されます。
そのため希少価値が高く、市場に出回っている量は他の色のプロポリスに比べ非常に少なく、高値で取引されています。

レッド・プロポリスの原料となる植物

プロポリスはミツバチが樹木の樹皮や新芽から樹脂を採取しミツバチの分泌液と混ぜ合わせて作られるため、原料となる樹木により色や成分が大きく異なります。

レッド・プロポリス以外のブラジル産プロポリスはキク科のアレクリン、あるいはフトモモ科のユーカリが起原植物です。
それに対しレッド・プロポリスの起原はマメ科の植物です。

レッド・プロポリスの起原植物は4種類あり、いずれも樹液や樹皮が空気に触れ酸化すると赤色になります。
確認されている4種類の植物はマンゲ・ヴェルメーリョ、コショウボク(和名)、バルバティモン・ヴェルダデイロ、マサランヅーバです。
これらの樹は現地の人々の間で民間薬として長年に渡り重宝され、親しまれてきた歴史があります。

レッド・プロポリスの特徴

レッド・プロポリスの特徴はフラボノイドの含有量が他のプロポリスに比べ、ずば抜けて多いことです。
マメ科の植物特有のイソフラボンが含まれているのも大きな特徴といえます。
アントシアニジン、カロテノイドも豊富に含まれています。

フラボノイドの働き

フラボノイドは植物に含まれる天然の色素化合物群です。
フラボノイドはマメ科の植物に含まれるイソフラボン、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニン、お茶に含まれるカテキンなどがよく知られています。
赤ワインに含まれるポリフェノールもフラボノイドの一種です。

フラボノイドは抗酸化作用があり、増えすぎると害になる活性酸素を除去し、生活習慣病などの病気から身体を守り、細胞や血管の老化を防ぎます。
血行を促進し、脂質異常の改善にも効果があります。
フラボノイドはビタミンCの働きを助け、免疫力を向上し、風邪などの感染症を防ぐ働きがあります。

イソフラボンの働き

イソフラボンはフラボノイドの一種で、植物エストロゲンと呼ばれ、女性ホルモンに似た働きがあります。
そのため更年期障害の症状の軽減、脂質異常の改善、2型糖尿病の予防などに効果があると考えられています。
またコラーゲンの産生を促し、美白や美髪などの美容上の効果も期待されます。

アントシアニジン、カロテノイドの働き

アントシアニジンは植物に含まれる濃い紫色の色素です。
アントシアニジンが糖と結びついたものがアントシアニンと呼ばれます。
強い抗酸化作用があり、老化防止、動脈硬化の予防、生活習慣病の予防、眼精疲労などに効果があります。

カロテノイドは自然界に700種類以上も存在するといわれる色素で、カロテン類とキサントフィル類に大別されます。
カロテノイドも強い抗酸化作用を持っています。

少ないレッド・プロポリスの生産量

レッド・プロポリスは生産地が限られているため、年間の生産量は数百キロ程度 しかないのではといわれています。
ブラジル全体のプロポリスの年間生産量に占める割合はとても少ないとされています。

レッド・プロポリスの価格

レッド・プロポリスはメーカーにより多少の価格差はありますが、カプセル100個入りのボトル一個(約一ヶ月分)がおおむね7千円から1万円位で販売されています。

この価格は同じく高品質であるブラジル産のグリーン・プロポリスと比較しても高額です。

レッド・プロポリスとグリーンプロポリスの特徴の違い

それぞれのプロポリスの特徴を大別するとレッド・プロポリスは抗酸化作用に優れ、グリーン・プロポリスは抗菌作用に優れています。
グリーン・プロポリスの方が経済的には続けやすい価格帯で購入できます。
とはいえグリーン・プロポリスも高品質で、決して安いという訳ではありません。
有効性や価格、継続できるかどうかをよく考え、自分の使用目的に近いプロポリスを選ぶようにしましょう。

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