プロポリスと女性ホルモン
健康食品で人気のプロポリスは喉の痛みの軽減や、風邪の予防対策に利用している人が多いですが、実はプロポリスの中に、女性ホルモン様の働きをする成分を含む種類があります。更年期障害の諸症状に悩む方におすすめです。
女性ホルモンとは?
女性ホルモンは卵胞ホルモンのエストロゲンと、黄体ホルモンのプロゲステロンのふたつがあり、脳の指令により卵巣で作られます。女性ホルモンは一定周期で交互に分泌量が調整され、上手くバランスを取りながら女性の心と体の健康を保つ働きを担っています。
イソフラボンを含むレッドプロポリス
プロポリスはミツバチが樹液を採集する植物により成分が変化します。ブラジルのアラゴアス州、パライパ州、ペルナンブコ州、セルジッピ州のマングローブ林で収穫されるプロポリスは赤い色をしているところから、レッドプロポリスと呼ばれます。
レッドプロポリスの起原植物はマメ科でフラボノイドの含有量が非常に多く、中でもマメ科特有のイソフラボンを含んでいます。
イソフラボンと女性ホルモン
イソフラボンは大豆、大豆製品に含まれていることで広く知られています。イソフラボンは植物エストロゲンとも呼ばれます。
その理由は、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあるからです。
レッドプロポリスに含まれるイソフラボンの働き
女性ホルモンのエストロゲンは女性らしい体を作り、妊娠に備え女性の体を整える働きがあります。また自律神経の安定や、感情のコントロール、骨や肌の状態にも関係があります。
エストロゲンは加齢に伴い減少します。
更年期障害はエストロゲンの減少が原因で起きます。
閉経後は急激にエストロゲンが減少します。
更年期障害の軽減
イソフラボンはエストロゲンに似た働きがあり、更年期障害ののぼせや突然の発汗、イライラ、うつ、不眠、頭痛、肩こりなどの諸症状を軽減するのに役立ちます。また閉経後に起きやすい骨密度の減少を食い止め、骨粗鬆症の予防にも働きます。
イソフラボンはエストロゲン減少による脂質の代謝異常や心臓病のリスクの減少にも有効に作用します。
イソフラボンの今後の期待される効果
イソフラボンは乳がんや前立腺がんに対する有効性が期待されており、現在もその方面で研究が進められています。イソフラボンを含むレッドプロポリスの特徴
レッドプロポリスは植物エストロゲンの他にも多くのフラボノイドを含みます。ある大手製薬企業の研究で、レッドプロポリスは一般のプロポリスに比べ、フラボノイドの量が1.3倍も多く含まれているという報告がなされています。
レッドプロポリスは強い抗酸化作用があります。
そのため老化を防止するアンチエイジング効果があり、美容面でもシワやたるみを防ぎ、美肌、美白効果や美髪効果が期待されます。
希少価値のあるレッドプロポリス
植物エストロゲンを含むレッドプロポリスは採集地が限定されるため、生産量が非常に少なく市場に出回る絶対数も限られています。そのため、一般のプロポリスより高値で販売されています。
レッドプロポリスはアミノ酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、それに加えて女性ホルモン様の働きが得られるメリットがあります。
更年期障害でお悩みの方には特におすすめしたいプロポリスです。