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猫用のプロポリス

近年、ペットの健康増進や毛並みの良さを維持するため、ペット用の健康食品やサプリメントが続々と販売され、内容も充実してきました。
プロポリスもそのひとつでペットオーナーの注目が集まっています。
ここでは猫用のプロポリスについてご紹介します。

長い歴史のあるプロポリス

プロポリスは健康食品の中でも特に人気が高く、一度でもその名を耳にしたことがある人は多いかと思います。
しかし実際の成分や効果についてはハチミツやローヤルゼリーと混同している人もいるかもしれません。

プロポリスは紀元前からその薬理作用が知られていたそうで、民間療法として世界中で広く活用されてきた長い歴史があります。

プロポリスは天然の抗生物質

プロポリスはミツバチが植物から採集した樹脂や樹液とミツバチの唾液などを混ぜ合わせて作られる天然の物質で、強い抗菌、殺菌作用があるため天然の抗生物質と呼ばれます。

プロポリスはミツバチの巣の隙間を埋める巣材として使用されます。
同時にその抗菌、殺菌力で細菌を除去し巣内を良好な衛生状態に保つ働きがあり、ミツバチが病気に罹るのを防ぐ役割を果たします。

プロポリスの成分は微量成分を含むと数百種類もあります。
主成分はフラボノイドという植物に含まれる色素の化合物群です。
フラボノイドはポリフェノールの一種です。

猫用のプロポリス

プロポリスは世界中で採集されますが、日本で販売されているのは人用、猫用どちらもブラジル産のプロポリスが大部分を占めています。
一般にブラジル産のプロポリスは品質が高く、優れた有効性を持つものが多いといわれています。

ブラジル産のプロポリスの特徴は豊富なフラボノイドと桂皮酸誘導体のアルテピリンC、クマル酸、バッカリンなどの特有成分を含み、抗菌、抗酸化作用に優れている点です。

猫の病気を予防し健康を維持するのに有効なプロポリス

プロポリスの猫に対する有益性は人に対するものとほぼ同じと考えて間違いありません。
猫用プロポリスは猫が健康を維持し、病気に罹りにくくするために猫の免疫力を高める働きがあります。
そしてウイルス性の猫の風邪、猫伝染性腹膜炎、アレルギー症状の予防と改善の手助けをします。

プロポリスは抗炎症作用があるので、猫の皮膚のトラブルや口内の炎症と痛みを軽減する働きもあります。

食欲不振を解消し元気を与える

プロポリスはフラボノイドのほかにアミノ酸、ミネラル、ビタミン類などを含みます。
フラボノイドの抗酸化作用は全身の血行を促進し、細胞の老化を防止することにより猫に活力を与え、食欲不振の解消にも働きかけます。

健康的な毛並みを維持

フラボノイドの抗酸化作用により猫の皮膚の血行が促進されると健康的な毛並みの維持や、抜け毛を減らす効果が期待できます。

肥満対策にも

国内で飼われている猫の約30%以上が肥満傾向にあるといわれています。
猫の現代病ともいえる肥満は糖尿病や心臓病などを発症する可能性があり、早期の対策が望まれます。

国内の研究により、プロポリスは脂質の代謝を改善し、体脂肪を低下させる働きがあるとの期待が寄せられています。
プロポリスの有効性については現在も研究が続けられていますが、猫の肥満対策にもプロポリスの働きが期待されます。

猫用のプロポリスを与える際の注意事項

プロポリスを猫に与えるうえで注意しなければならないのはアレルギーです。
猫に何らかのアレルギーがある場合、まず獣医師に相談してから与えるようにすることをおすすめします。

初めてプロポリスを与える時は少量を餌に混ぜて与え、猫の様子に変化がないかどうかを見極めます。
問題がなければ猫用のプロポリスに明記されている使用方法、用量を守り与えましょう。

猫用のプロポリスは人間用と同様で、薬ではなく健康食品のひとつです。
そのため即効性は望めません。
プロポリスは病気の治療目的で猫に与えるものではなく、猫の健康維持、健康増進のために補助的に与えるものと考えましょう。

猫用プロポリスの種類と選ぶポイント

猫用のプロポリスは液体、顆粒、錠剤タイプがペットショップ、動物病院、通販で販売されています。
大切なことはそれぞれの商品に使用されている原料を確認し、できるだけプロポリスの含有量が多く、添加物の少ない天然の品質の高いものを選ぶようにしましょう。

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