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プロポリスとアレクリン

プロポリスは世界の多くの国々で採集されていますが、日本で販売されているプロポリスの大多数はブラジル産です。
ブラジル産は採集量だけでなく品質も高く好評で、根強い人気があります。
ブラジル産のプロポリスの特徴はアレクリンという植物にあります。

ブラジル産のプロポリスの起原植物とは?

プロポリスはミツバチが樹木の樹皮や蕾、新芽などから樹液を採集し、ミツバチの分泌液と混ぜ合わせ作られます。
主な用途はミツバチの巣材で、巣内の環境を清潔に保つ抗菌作用も兼ね備えています。

ミツバチが樹液を採集する植物によりプロポリスの成分や効果が異なります。
ブラジル産のプロポリスの主な起原植物はアレクリンとユーカリです。

グリーンプロポリスの起原植物アレクリン

ブラジル産の高品質なプロポリスはグリーンプロポリスと呼ばれ、緑がかった色をしています。
グリーンプロポリスの起原植物はアレクリンです。

アレクリンの学名はバッカリス・ドラクンクリフォリアでキク科の植物です。
アレクリンは高さが3メートル程にもなり、ブラジルの南東部のミナス・ジェライス州というところに自生しています。
アレクリンを原料にして作られるプロポリスは葉緑素の関係で緑色をしていることからグリーンプロポリスと呼ばれます。

アレクリンの成分と働き

アレクリン由来のプロポリスは含まれる成分の数が豊富で、有効性が高く高品質であることが知られています。

アレクリンは桂皮酸誘導体のアルテピリンCやバッカリンを豊富に含みます。
プロポリスの主成分のフラボノイドも多く含まれ、キナ酸やカフェ酸エステル類、テルペン類なども含んでいます。

アルテピリンCの期待される効果

アルテピリンCはアレクリンを起原にするプロポリスにのみ含まれるという成分で抗炎症作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用などの生理活性が期待できると報告されています。

グリーンプロポリスには独特の辛みがありますが、この辛み成分はアルテピリンCによるところであると実験で確かめられています。

抗酸化作用があるフラボノイド

アレクリン由来のプロポリスは他の植物由来のプロポリスに比べ、フラボノイドが特に多く含まれています。
フラボノイドは植物に含まれる色素化合物群の総称でポリフェノールの一種です。

フラボノイドは抗酸化作用があり、老化の防止、動脈硬化や心筋梗塞の予防、感染症の予防効果があり、血行促進、美肌、美白、美髪効果もあります。

アレクリンに含まれるキナ酸、カフェ酸エステル類、テルペン類なども抗酸化作用、抗菌作用があります。

プロポリスの有効性についてはすべてが解明されておらず、現在も研究が続けられています。
今後はグリーンプロポリスに含まれる成分の抗がん作用の可能性についても解明されることが期待されています。

アレクリン由来のグリーンプロポリスの価格帯

アレクリン由来のグリーンプロポリスは液体タイプが最も効果的です。
辛みや苦み、そしてピリピリする刺激があるので、牛乳やジュースに混ぜて飲むと良いといわれています。
外用にも使用できます。

高品質なグリーンプロポリスは価格も高めで、液体タイプが三千円台から一万円台で販売されています。
ブラジル産のグリーンプロポリスはメーカーによっては定期購入割引を実施しているところもあります。

プロポリスは継続して摂取することが望まれますので、それをふまえて自分に合った商品を選ぶと良いでしょう。

プロポリスを摂取しない方がよい場合

プロポリスはハチやハチの生産物にアレルギーがある人、花粉症、喘息、妊娠中、授乳中の人は摂取しないように気をつけてください。
1歳未満の乳児は乳児ボツリヌス症にかかる危険性があるので絶対に与えないようにしましょう。

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